前回の予告でもご紹介した、カシオペアの後にやってきた北斗星の画像をいくつかあります。
今回は翌日に「トワイライトエクスプレス」と一緒に北斗星も撮影する予定でしたから、通過では見えない室内やその他細部を見てみたいということから札幌駅で北斗星を撮りました。
残念ながらお部屋は反対側ホームでしたので覗くことはできませんでしたが、これから東京へ向かう皆様の笑顔が見れました!(^_^)ニコニコ
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(光らない長年の雰囲気を漂わせるマークがいい感じ...)
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(↑札幌駅入線後の北斗星最後尾。ブルートレインはこれがいい!)
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(↑北斗星の方向幕。札幌行や上野行きとは違うほかの幕も見てみたいですな...)
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(↑北斗星車体側面。そこらへん詳しくないんで解説できませんが、北斗星はJR北海道とJR東日本の2編成客車が存在し、それを交互に上野発と札幌発で運転しているのでこれはJR東日本のものっぽさそうです。何か間違っていたりもっと詳しい方、コメント欄にて解説お願いします...)
こうして何とか無事に北斗星の画像も掲載できましたが、皆様お気づきかもしれませんが実はこれスマートフォンで撮影した画像でして、すこし画質が悪いです。なぜデジカメ所有者がスマートフォンで撮影したかというと...
札幌というのは予想がつかないほど本当に寒くて、バッテリーがの充電がなくなったからです。スマートフォンも
60%ぐらいあった充電残量が一気に30%ほどにまで下がり大変でしたが唯一起動はするものでしたので急きょスマートフォンで撮影しました。
みなさん札幌の冬は寒いのでバッテリー関連のものは必ずポケットに入れたりカイロをタオルでくるんで一緒にしたりしてください!(カイロとバッテリーなどを使用するものを直接一緒にすると、故障する場合があると聞いたことがあります。おそらくカイロに表示されていたかと思います。気を付けてくださいね)

その後、前回の予告通り札幌駅ビルの北海道ラーメン店が集結したフロアみたいなところでラーメンをいただきました。(なぜかラーメン店なのにいくら丼などがあったり魚介豊富な北海道らしさもチラッと見えました)とてもおいしかったです。
ただ、乗車するスーパー北斗の出発時刻まで結構な時間がありましたので念願だった夜景を一目見てみようとJRタワーに行ってきました!本当に念願がかなってうれしかったです!なんだか東京タワーやスカイツリーとは違った、静かで上品な空気が美しい夜景を引き立てて本当に良かったです。東京タワーもスカイツリーも行ったことはあるのですが、やはり人気な観光名所だけあってザワザワとした人ごみに紛れる感じでした。しかし、JRタワーはそこまで人も多くなく、静かな雰囲気が本当に良かったです。
では皆さんにもその夜景の画像を...
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(ね、美しいでしょ!最後にはきっちり鉄道画像も!タワーからは札幌駅に向かう列車たちも眺めることもできました!)
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(急にすみません...あまりにも印象的だったものなので。御覧の通りお手洗いです...こんなんじゃ落ち着いてできませんね...なんだか恥ずかしくなっちゃいます...(でも家にあったらな~なんて考えることもある..)


さて、無事北斗星の出発を見送り、夕食と夜景を楽しんだ後、闇夜を駆け抜けるスーパー北斗の車内ではこんなことが...
とりあえず、札幌駅構内の喫茶店(急いでいたのでよく見ませんでしたが、どうやらおにぎりの喫茶店という何とも不思議な喫茶店だったような...)で購入しておいたお菓子と父親のお気に入りらしい焼きりんごジュースを車内でいただくことに。
写真の整理などもしていたかと思います。
しばらく列車に揺られて、向かった先は宿泊地の「伊達紋別」!
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(伊達紋別の様子。一番下の駅舎の画像は翌日朝撮影。ちょっとブレてしまってすみません。ただなんとなく江戸時代みたいな雰囲気が伝わるかと思います。2枚目の青地に白の駅名標も東京では見ないので非常に印象的でした。悪くないと思います。)

ホテルは...撮り鉄利用者が多いという超立地場所のいい「伊達ビジネスホテルキャッスル」!
駅から徒歩10分もかからなかったと思います。
地図はこんな感じです。
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ホテル正面には「セーコーマート」という北海道に店舗を展開するコンビニがあり、ホテルでの宿泊中でも非常に便利です。僕もそこで翌日のちょっとしたおやつ感覚でパンと飲み物を購入しました。ミニストップのように、店内で飲食が可能なコーナーなどはありませんが品揃えは結構豊富でした。(未成年の僕には残念ながら関係ないのですが、ワインなんかが並べられている店舗もあったような...)
いざホテルに入ってみると、フロントにはスライドショーで再生されるタイプのタブレット型写真立て(?)(名前わかりませんが僕も持ってます...)が置かれており、ホテルに泊まった方々からメールで送られた画像が表示されていました。その写真の中にはもちろん「トワイライトエクスプレス」や「北斗星」といった鉄道も写っておりやっぱり撮り鉄はたくさん来られるんだな~と思いました。

室内に入ってみると大きなベッドが二つ置かれていて、なにやら特別なベッドらしくとりあえずベッドが印象的なお部屋でした。液晶テレビと冷蔵庫、クローゼットにポットとお茶が用意されており短い間でしたが快適に過ごせました。
階段を上った正面には鉄道ファン狙いのお弁当サービスのポスターまで...本当に撮り鉄には便利ですからね。
朝早くからお弁当を用意してくださり、箸を使わず食べられるところもウリだそうです。(冬場でお弁当がカチカチになっちゃいそうなのと、コンビニで食事もかねて暖をとろうと考えていたので、今回は残念ながらお弁当はあきらめました。)たしか予約制だった気がするので早めに検討したほうがいいかもしれません。

早朝のチェックアウトもOKで、フロントに置いていったままで大丈夫と言われました。「鉄 完全対応!」
ありがたい限りです。
さぁ素泊まり状態で、ドタバタと出発し乗車したのはたしか7:06伊達紋別出発の東室蘭行普通列車。
行く先はお隣の駅、北舟岡です。この時間帯は、東室蘭方面へ行く列車の本数が多く20分間隔ぐらいで走ってくれるので、このビジネスホテルは
「コンビニ前・駅に近い・撮影地に近い」
の三拍子だけでなく
「撮影地に行く列車の本数が多い」
という超好立地!
ここで初の北海道の気動車(普通列車)です。7:00前の伊達紋別駅は意外と混んでいて、通勤や通学で乗車される人が一列の列を作っていましたので僕もそれに並びました。数分するとキハ40系がやってきました。
初めての乗車です!
あまりなれないワンマン運転でいろいろとありましたが、無事北舟岡駅に到着しました。

いやぁ~それにしてもなんとも静かな駅...
降りる客なんて本当に僕らだけだし、「列車が駅に人を置いていく」感がありました。何とも新鮮な空気でした。
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(時間の順序は気にせず。駅舎も何もありません。ホームもそこまで広くありません。) IMG_4457
(北舟岡駅前にて撮影した朝焼け。いい感じ~)

ね、人一人写らない...
ただそれが本当に心地よかったです。(なんでだろ?)
本数も割と多いほうでしたので、朝だと30分前ぐらい、日中でも45分前くらいでしたら少なくとも2・3本の試し撮りができるかと思います。
そういう面でも、まぁまぁ助かりました。景色はいいのに本数もそこそこある!
とりあえず、どんな構図がいいか駅の橋上・ホーム先端・反対側ホーム先端の3か所を見てみて、最終的に残ったホーム先端2か所で一枚ずつ取ってみました。
とある方のlivedoorブログにて道南は比較的暖かく雪は札幌ほど積もらないと聞いていましたが、やっぱり雨は降りませんね(笑)
普通列車を撮ったときは雪がパラパラと舞い降りてきました。そこで撮影したのがこのブログのトップ画像です。
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本当に気に入っています。その後もう一本反対側からも普通列車を。
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結局撮影する向きに悩みましたが、ブログトップ画像に使用した山側ホームからの撮影を決定。
念のためスマートフォンで海側からの撮影を父親にお願いしました。
最初に来るのはトワイライトエクスプレス。寒さ除けのため一度座っていた待合室を通過予定時刻10分前にでて準備を始めます。
その途端、ベルが鳴りだしました。
「列車が通過します~...」
これってトワイライトエクスプレスとは違いますよね...
若干焦りながら
いそいで準備を進めます。あれれっ?ネジを逆回しにっ...
「ピーっ」
DD51の重連が...
・・・
・・・
・・・
結局ドタバタの状態で後追いのみ...
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ただ、
万が一のために撮影してくれた父親の画像が...
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キターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
少々悔いがありますが、まぁ一つカメラに収められただけで本当に安心しました。
極寒の大地と海を切り裂くように白い煙を出すDD51の重連が捉えられました!
10分前には用意したのですがね...どうやら到着時刻を間違えたようです。のちに時刻表を見てみると北舟岡で寝台特急と接続を行う時刻を配慮していなかったのですね。ほかの列車の時刻を見るとちゃんと通過時刻が計算と一致していました。
結果わかったトワイライトエクスプレス下りの通過時刻は...
7:58‼繰り返します!7:58‼です‼
(実は今言っても意味ないんですよね...もう引退してしまいました。ありがとう、トワイライトエクスプレス!
またいつか会えればいいな。)
そんな感じの苦々しい一幕でしたが、次こそはあの北斗星を何としてでも勇敢な姿で収めようとやる気を出すのでした。
ちなみに後追いからわかるように反対側(退避用)ホームでは普通列車が接続をしますのでその子の写真でもかわいそうなのであげておきましょう。
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(はい、電車が止まってます。)
せっかくの旅でしたのでその場はなんとなくやり過ごし、
「あ~ちょっとう~ん、まあ、お父さんのほうは...え?こっち?まあまあ、う~んまぁ、もう一回見せてそっち」
なんて感じで...
ほんとせめて一枚カメラに収められてよかったです。

さて次の狙いは北斗星。今回は長文過ぎたので一度次回のお楽しみということで。
北斗星の写真、どうなったのか...次回もお楽しみに!
そして最後に。なんとか僕に姿を残してくれたトワイライトエクスプレス。本当に感謝します。まだ列車は残ってくれるそうなので、ぜひこれからも少しでもお客さんの笑顔を作ってくれたら、いいです。僕もそんなトワイライトエクスプレスをもう一度ちゃんと撮りたいです。
ありがとう、トワイライトエクスプレス。
(続く...)