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(前回のトワイライトエクスプレス)



さて、そうして海を眺める北舟岡駅でトワイライトエクスプレスとの別れに悲しみを感じながらも、寒さはきびしいので一度撤収。
荷物を持って、ほかにいい撮影ポイントがないか探しながら一番近いコンビニ、セイコーマート「伊達船岡店」へ。
駅の正面にある、坂道をのぼって一度国道(?)へ。
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779号線を西に進むと先頭が見えてくると思います。お昼からの営業だったかと思います。寝台特急の撮影ですとまだ開いていませんが、違うネタだったらここで一休み体を温めるのも良いかと思います。
その銭湯を超えたすぐそこの角(コンクリート舗装されていない道だったかと思います)を左に曲がると線路沿いへと出てきます。その角の手前2本の角を曲がった道からも列車を見ることはできますが、防風林か何かのような木々が立っていて撮影は難しそうでした。
先頭を超えた角を曲がって先にある線路沿いの土の道を進み、柵のその外からカメラを構えればいいかと思います。ところどころに信号設備やポイントなどがありますので、比較的長めの線路沿いの道を歩いてお好みのポイントを見つけていただければと思います。まぁまぁ長い道です。
その道までは歩いて15分ほどでついたかと思います。
ただ、田舎ならではで、規規制底まで厳しくありません。規制があっても看板が剥げてて読めないとかがあります。普通に線路に入ることもできてしまうので必ずどこまでならいいのか考えて撮影をしてください。
鉄道マニアとしてマナーを守ってくださいね。

もう少し進むと、団地が見えてきますのでその団地に入りましょう。地図では長方形の4つの区域に区切る道路があるところです(赤丸で囲った地域)。
その団地の一番山側にある道路を進むと、きれいに舗装された階段とスロープがありますのでそこをのぼります。
しばらく、スイッチバックのように行ったり来たりのスロープをのぼると、道の角に出ますのでそのままその角を右に曲がってセイコーマートへ行きましょう(決して宣伝ではありません...)。この階段は、地図に掲載されていませんので注意してください。でも、舗装もされていて、比較的広めのものでした。坂の途中には滑り止め用の砂も配備されていて、利用者も多いようです。

セイコーマートで体を温めながら、飲み物とカップラーメンを購入し、いただきました。店内に食べるテーブル(食べるラー油みたいな言い方ですが、ここでは食べる場所がないという意味です)などは設置されていませんでしたので外で食べることになります。

その後、父親は先ほど新しく発見した線路沿いの道から、僕はトワイライトエクスプレス撮影時に父親が立ってくれた海側ホームで北斗星を迎えることにしました。
途中北斗が来ましたので跨線橋から撮影してみました。上り方面の列車はこんな感じになります。
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皆さんインターネットを拝見すると下り(札幌)方面の方が多く撮影されているみたいですが、個人的には近くの畑のビニールハウスなどが入ってしまうため、下り(東京・函館)方面の方がいいと思います。
そして北斗星を迎えるわけですが、以前のことを踏まえて計算したところ
9:21‼︎です。9:21‼︎

今度こそ時間を間違えないようにして...
来た来た...
ホームのベルが鳴ります...
向こうからはながーい客車を引いてくる列車の姿が...
いまだッ!
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うひょおおおおおおおおおおおおおお!
書いてる自分が緊張してます!
成功ですね!
力強くたくさんの夢を乗せた北斗星を牽引するDD51達が写っています。トワイライトとは違い、お日様も出ていたので
「海」・「山」・「北斗星」の美しい風景をとらえられたかと思います。満足です!
興奮でカメラが吹っ飛びそうになりました!(※興奮ではなく風です。)
その後特急スーパー北斗も来たので撮影。
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うん。やっぱいい!
その後、父親が返ってきたので待合室へと戻り、父親の写真を見ます。
果たして...
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おおぉ、少々柵が入ってまいますがここもいいかもしれないです!
それでは父親撮影でほかにもいくつか画像がありますので御覧ください。
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(↑トワイライト撮影時に待ち合わせしていた普通列車。朝焼けのいい感じな海が写っています。)
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(779号線付近にこんなところがあったらしく、駅を眺められると言っていました。ただ側面中心なので寝台特急には不向きなのでしょうか...)
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(北斗星の後追い。暗くなってしまいました...)
以上、こんな感じの北舟岡撮影でした。上から2枚目の北舟岡駅がよく見える写真からもわかるように、はじめは秘境駅みたいな感じだと思っていましたが、通勤通学の時間帯になると、車で駅まで来て電車で職場や学校へ向かう方がたくさんいました。(地元の方失礼しました。)
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(待合室はこんな感じ。暖房設備がないと聞いていたので寒さが心配でしたが、暖房設備がなくても室内であるだけで相当温度が違い、コートを着ていれば普通に過ごせる気温でした。なにかあったかい飲み物などを用意しておけば十分だと思います。伊達市は北海道の中でもあったかいほうなのでありがたいですね!写真右に写っているぶら下がったノートはカシオペアのような旅ノートでした。僕も書き留めておいたので、いつか行く機会があったら皆さん2/3のページを探してみてください。)
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(↑北舟岡駅の様子。車のタイヤの跡があるようにたくさんの車が正面や左のスペースに止まってお見送りをします。写真左がお手洗いと待合室です。途中、JR北海道の自動車が来ることもありました。)

以上こんな北舟岡駅を後に僕は東京へと方向を変えていくのでした。途中、貨物列車などが来ることもあり朝ラッシュでなくても撮影する列車がある程度あります。残念ながら僕は撮影できませんでしたが結構いいポイントがたくさんある駅だと思うので、ぜひ一度足を運んでみてください!

そして僕らに、力強い姿を見せてくれた「北斗星」。どうもありがとう‼
今回のダイヤ改正で定期運転は終了してしまうけれども、これからも元気で力強い姿をたくさんの人々に見せて北の大地、札幌と東京を結んでくれることを応援します。
ありがとう「北斗星」!

(続く...)